大腸がh化学療法の最新の知見

摘要

切除不能な大腸がh症例は全身化学療法が その治療の中心となる.切除不能の進行再発大腸がhの予後は治療がsbest supportive care (BSC)のみであった時代から5-FU, irinotecan, oxaliplatinといつた殺細胞薬，更にはbevaci-zumab, cetuximab, panitumumabといった分 子標的治療薬の導入により約2年以上まで延 長されてきた.bevacizumabは，血管内皮細胞 増殖因子(vascular endothelial growth factor: VEGF)に対するキメラ型ヒト化IgGモノクロ ーナル抗体である.