［事例4］金型設計の3次元化による工期短縮

摘要

当社で3次元CADを使い始めたのは1990年代の後半で今から10年以上前になる。 ちょうど顧客からの成形部品データが3次元に移行していったころである。 顧客からのデータが3次元に移行するのに伴い、必要に迫られて3次元CADを導入したというのが当時の状況だった。 2000年には金型設計用3次元CADが次々にリリースされた。 デモで見る限りではとても簡単で、素早く設計ができそうである。 すべてのデータがリンクしているので、顧客から成形品データの変更要請があっても、成形品データさえ変更すれば、金型の入れ子からモールドベースまですべてが一瞬にして変更されることもかなり魅力的に見えた。 2年ほど検討を重ね、いよいよ金型設計用3次元CADを導入することにした。機種は「TopSolid」と「TopMold」のセットである。