ダイカスト金型材料·熱処理·表面処理の最新状況：金型の熱処理2題－第1話 遅らせ焼入れ－T{sub}A（オーステナイト化温度）とT{sub}Q（急冷温度）

摘要

鋼の焼入れは焼入温度に加熱したものを、焼入液によって急冷することで行われる。 この時の焼入温度ってなhだろう。 焼入れするための最適の加熱温度？それとも焼入液に突込む時の温度？ 焼入温度をこhなふうに分けて考える人はいるだろうか。 普通、焼入温度とは焼入れのための加熱温度であり、同時に焼入液に突込む温度と考えている人が多い。 したがって、焼入温度と突込み温度は同一と考えているから、焼入温度から慌てて焼入液に突込むようなことになる。 このため焼曲りが出たり、処理品をぶつけ合ってトラブルとなることが多い。