新しい切削加工モニタリング技術の開発

摘要

一般的なプロセスモニタリング技術は、切削加工時の工具摩耗、欠損などの検知のみを目的とするものが多い。しかし現場では、現実的な作業工程を鑑みて、加工に伴う心出し作業での機械衝突や加工機の状態、主軸状態など加工作業全般をモニタリングする技術が期待されている。われわれはこの分野を「マシン·コンディション·モニタリング」と呼び、開発を行っている。本稿では、これら新規開発の技術や結果について報告する。