窒化ホウ素ナノ粒子使ったスラリ－開発－有機溶媒に効率分散

摘要

京都大学エネルギー理工学研究所の檜木達也准教授、物質·材料研究機構の下田一哉研究員らは、MARUKA（岐阜県恵那市、0573·56·2131）と共同で、平均径が50nmの窒化ホウ素（BN）の粒子を高効率で有機溶媒に分散させた懸濁液（スラリー）を開発した。分散化の技術は京大が特許出願中。粒子は沈降せずに分散状態を維持できるため、ガラスや樹脂などに混ぜれば、コーティング機能や絶縁効果の向上が見込める。