〈一般形鋼／東京〉下値の切り上げ急務

摘要

【概況】停滞基調が続いていた一般形鋼市場だが、東京製鉄の発表を皮切りに市況引き上げの機運が高まっている。各流通は唱え上げのタイミングを見定めようと市場動向を注視しており、関係者の多くは「紬月辺りに動きそつだ」と見ている。ただ需給バランスは大きく改善していないため、市況を土伸させるにはインパクトが若干足りていないようだ。僚品であるH形鋼と比べても、まだ足元で荷動きに変化は見られていない。まずは9月中に下値の切り上げを徹底し、適正な市況形成への足場を固めることが急務になってき吾つだ。