津製作所でバイオマス発電事業化

摘要

JFEエンジニアリングは22日、津製作所構内でバイオマス燃料による発電事業に着手すると発表した。投資額は約90億円。日本政策投資銀行や阪和興業、岡谷鋼機なども加わり、特定目的会社（SPC）を設立。発電出力約20MWのプラントを建設し運営する。JFEエンジは今年2月、3520万円を出資しSPC「グリーンエナジー津」を設立した。10月にはこれまでーFEエンジのバイオマス発電事業で燃料や周辺機器の調達、燃料運搬などにかかわってきた取引先も事業へ参画し、増資する。増資後の資本金は1億円。出資比率はJFEエンジ35.2％、日本政策投資銀行25％、日本通運14.9％、阪和興業と大中物産が各10％、岡谷鋼機4.9％となる。