中国ドラム缶事業、極めて順調

摘要

ドラム缶メーカー最大手のJFEコンテイナー（小野定男社長）が、中国ドラム缶事業の拡大を加速させている。ドラム缶販売塁は国内も伸びているものの、中国での販売量の伸び率はより高く、販売数璧で中国事業が国内事業を追い抜くのは時間の問題だ。2014年度上期の200リットルドラム缶販売数蜜は、国内244万8千缶（前年同期比4.4％増）、中国209万1千缶（同16.4％増）。中国比率は46.1％にまで高まり、国内との差は3.9％にまで縮まっている。同社は中国での適期販売数量目標に460万缶を掲げており「今のところ計画通り」（小野社長）。「一時凍結していた華東地区での工事も動き始めており、ドラム缶需要は伸びる見込み」と期待を示す。