経度省が今年度電力需給を検証電力需給検証小委が報告書まとめる

摘要

経済産業省は今年10月から実施してきた総合資源エネルギー調査会基本政策分科会電力需給検証小委員会で2014年度夏季の電力需給実績と冬季の電力需給見通しの検証結果などをとりまとめた。報告書によると、今冬は2011年度並みの厳寒リスクを織り込hでも電力の安定供給に最低限必要な予備率3％以上を確保できる見通しという。ただし、北海道電力管内では、昨年より予備率が改善しているものの、他電力からの電力融通に制約があることや、発電機1機の計画外停止の予備率に与える影響が多いと懸念されている。