津波で流れた地上タンクも支援対象にエネ庁3次補正、冬場の灯油を最優先

摘要

資源エネルギー庁は、被災地の復興に必要な石油製品を供給する体制を再構築する。冬場にむけ灯油配送に必要なミニローリーや、水産加工業の再建に不可欠な地上タンク復旧に補助する資金を、2011年度第3次補正予算で確保した。福島、宮城、岩手など沿岸部では震災にともなう津波で、水産加工業者やA重油販売業者などの営業資産が流され壊滅したが、今回の補正で計上した地上タンクの復旧支援には、「津波で流されたタンクも対象になる」（資源燃料部）。