18年の原油動向、ドバイ60ドル中心出光、アポロエナジーミーティング

摘要

出光興産は8日、都内で 「第14回アポロエナジーミーティング」 を開催した。このなかで原油価格動向に ついて、世界需要は引き続き堅調に推移する見通しであることや、減産を続けているOPEC、非OPECの順守率が比較的高く、サウジアラビアやロシアは直近で100％を超える状況であることに加え、OPEC、非OPECが来年4月以降も減産継続の延長に合意したことや中東を中心とした地政学り．スクの高まり などをふまえ、米国のシエール増産が上値を抑える存在となるものの、2018年の原油価格見通しは、ド バイで60ドル／バレル、ブレントは61.5ドル／バレル、WTIは57.5ドル／バレルを中心にそれぞれプラスマイナス10ドルの幅で推移すると予測した。