ガスで電化マンション、川崎に2棟170戸ミツウロコと大和ハウスが建設、LPGは断念し都市ガスで施工

摘要

㈱ミツウロコ（田島晃平社長、資本金70億7,700万円、本社＝東京·外神田）は、大和ハウス工業㈱と提携してマンション·アパート等集合住宅の"LPガスによるオール電化"事業を推進しており、本誌既報（07年12月14日付、第1095号）の通りこれまでに単身者用1棟（東京·王子＝3階建30戸）とファミリータイプ1棟（札幌市内＝3階建24戸）の「新築物件」を手がける一方、昨年の12月初旬には築後20年の茨城県水戸市内の中古マンションのオール電化へのリフォーム工事を受注するなど、一つずつ実績を積上げているが、更にこのほど川崎市麻生区内、京王線若葉台駅前にガスによるオール電化マンションの大型物件の建設計画が確定したことを明らかにした。 大和ハウス工業㈱が施主となって建設、㈱ミツウロコがエネルギー関連工事とガスの供給を行なう"賃貸ファミリーマンション"で規模は「14階建2棟·計170戸」。建築確認が下ったため4月に着工、明年10月末の竣工を目指すとしている。