エネ需要構造に影響2040年の化石燃料のシェアは78％を占める

摘要

日本エネルギー経済研究所は20日、「アジア／世界エネルギーアウトルック」（新情勢下の原油価格をどう考えるか？）を発表した。最近の原油の急落は、世界経済としてはプラスとなるが、一方では世界のエネルギー市場に大きな影響を持つ原油価格の先行きに関する不透明性が高まっており、年来のCOP21開催を控え、世界の気候変動対策の将来とそれによるエネルギー需要構造へ影響を与えることのマイナス面を指摘している。