human herpesviruS 6(HHV-6)は1986年にGalloのグループにより,リンパ球増殖性疾唐の患者の末梢リンパ球より分離された 乳児期の良性の発熱性疾患として知られる突発性発疹症の原因がHHV-6の初感染によると報告されて以来,HHV-6の感染によりさまさまな病態を引き起こすことが報告されてきたなかても,初感染による中枢神経症状は,突発性発疹症による発熱が惹起する熱性痙挙がよく知られているが,近年,PCRによるウイルスケノムの同定などの診断法の進歩によってHHV-6の感染により生じる他の中枢神経症状も明らかになってきた
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