膵嚢胞性腫瘍に対して腹腔鏡下脾温存膵体尾部切除を施行した1例

摘要

腹腔鏡下脾温存膵体尾部切除術（laparoscopic spleen-preserving distal pancreatectomy ：以 LSPDP)は低侵襲手術として有用な術式として考 えられる力ち手技の煩雑さから未だ一般的に普及 していない。今回，膵嚢胞性腫瘍に対してLSPDP を施行した1例を経験したので手技を中心に報告 する。