走行中の電気自動車へワイヤレス給電するための道路インフラ「電化道路」の開発

摘要

2015年12月にCOP21で採択されたパリ協定の下，各国は脱炭素社会に向けた長期戦略を描いてい る。我が国においても2030年度まに2013年度比で温室効果ガスの排出を26%減とすることを目標 としている。そのための取組みのひとつとして，電 シ自動車（EV)の導入が迤められている。EVはガ ソリン車と比べ1km定行あたりのCO_2非出量が約 1/4と少ないことから（EV ： 49g-CO_2/km，ガソリン 車：193g-CO_2/km). 世界中で普及が望まれている が，現在我が闻における普及率は自動車保有台数うち約7%程度（ハイブリッド車含）にとどまって いる。その原因として，以下に示すバッテリー に起因する課題があるためと考えられている。