(S005_1)炭寝間軟化溶融温度域の違いとコークス気孔構造の関係性

摘要

複数の石炭を配合して得られるコークスの強度は、配合炭を構成する各単味炭のコ剛クス強度の加成値とは異なることが知られている1）。この現象は性状差の大きい炭種間において顕著となり、石炭軟化溶融温度域が異なるために生じるものと考えられている2）。本研究においては、軟化溶融温度域の異なる炭種を組み合わせた際のコークス強度変化を詳細に検討するため、炭種間の軟化溶融温度域の違いが、コークス強度影響因子である気孔構造に及ぼす影響について調査を行ったので報告する。