気体燃料吹き込みを考慮した焼結機数学モデルの開発

摘要

高強度?高比還元性のCf を安定的に生成させるためには、焼結層内を約1200℃から1380℃の温度に 長時間保持することが重要であり、様々な研究が行われてきた。最高到達温度を上昇させることなく 1200℃以上の領域を拡大させる新たな手段として「水素系気体燃料吹き込み技術」が開発された1)。こ の技術のポイントは、固体燃料と燃焼開始温度の異なる気体燃料を吹き込むことにある。そこで本研究 では、気体燃料吹き込みを考慮した焼結機数学モデルの開発を行い、焼結プロセスにおける気体燃料吹 き込みの有効性について検討を行ったので報告する。