アミリンアナログ?レプチンアナログ(pramlin-tide·metreleptinリ併用療法

摘要

肥満は，糖尿病，脂質異常症，高血圧といつ た—慢性疾患に更には，これらの疾患を基に生じ る虚血性心疾患，脳血管障害といった動脈硬化 性疾患の発症に深く関係している.肥満治療の 基本は食事療法と運動療法であるのはいうまで'もないが，減量目標の達成率はそれほど高いと はいいがたい.アミリンは膵beta細胞から，レブ チンは脂肪細胞から分泌されるポリべプチドで, 摂食抑制作用を有することから抗肥満薬として 期待され開発が進められている.本稿では，その特徴や可能性について概説し たい.