週末に想う

摘要

束の間の秋が過ぎ去り、急激な寒波の襲来とともにあっという間に冬がやってきた。都内ではここ1カ月間で気温が20℃も下がり、つい先日まで昼間は上着要らずの陽気だったのが、マフラーを身に着ける人やコート姿の人が目立ち、スーパーマーケットなどの店頭でも、カセット式ガスボンベを鍋商材と一緒に陳列し販売している姿を見かけるようになってきた。北日本を中心に今年初の積雪となった地域も多く、北海道では11月の積雪としては異例の大雪となっている。猛暑の影響で水温が上昇し、夏季のガス販売量が減少したLPガス業界や、ガソリン販売量が低迷している石油業界にとっても、例年より早いLPガスや灯油の最需要期の到来はプラス要因であるが、昨年、暴風雪により鉄塔が倒れるなどしたために起きた、北海道登別市や室蘭市などでの大規模停電が今年は発生しないことを祈りたい。