年明けの掘削試験着手に向け検討も石油資源、秋田シェールオイル採取

摘要

石油資源開発は、同社が所有する秋田県の鮎川油ガス田で実施したエンジニアリングスタディ（実証試験）の結果、3日に日本初のシェールオイル採取に成功した。年明け以降にも実証試験の結果をふまえ掘削試験の是非を判断する。商業生産の実施は、掘削試験の結果次第となる。脱原発依存の政府方針のなか、国内でシェールオイルの本格生産が実現すれば、国産資源の開発が促進されるほか、エネルギー供給源の多角化につながることが期待されている。