発作性心房細動アブレーションバルーンカテーテルによる新時代アブレ一シヨン

摘要

心房細動に対する肺静脈隔離術が考案された当 時は電極カテーテルで焼灼することは技術的に困 難であったため，わが国の佐竹らは高周波を用い たホットバルーンカテーテルシステムを開発した.15年前には動物試験による安全性が確認さ れ，10年前に探索的臨床試験も行われた.2014年 には治験も終了し，2015年10月に厚生労働省は， 東レが申請していた"サタケ.ホットパル一ンカ テ一テル"(SATAKE ? HotBalloon力テ一テル） を承認した.日本発の革新的医療機器が欧米市場 に先がけて上市されることになる.