改良9Cr-1Mo鋼溶接部の熱ぜい化挙動と電気化学計測を用いたじん性評価

摘要

改良9Cr-1Mo鋼母材および溶接金属の600℃、～約1年の熱時効ぜい化材を調査した。じん性はLaves相量に関係し、ぜい化はLaves相の析出に起因している。0.5％H_2SO_4を用いたアノード分極曲線には0.2V vs SCE以上の領域で、Laves相の溶解によると見られる特長が検出でき、それを用いたじん性の評価の可能性が見出された。