安価で入手件も良いCPLDやマイコンを活用し画像表示の根本を理解しよう：画像表示回路自作のすゝめ

摘要

画像や音声を出力する場合，データ転送·保存にはない難しさがあります．それは，よどみなく一定の速度でデータを出力し続けなければならない点です．データ転送·保存であれば，間欠的にデータを送っても構わないわけですが，音声や画像に関するデータが途切れれば，例えばノイズが発生します．さらに，音声と比較して画像の場合は格段にデータ量が多いことが，よりいっそう取り扱いを難しくしています．しかし，恐れることはありません．高速で動作するマイコンやCPLD（Complex Programmable Logic Device）が，個人でも入手できる時代です．これを利用すれば，独学でビデオ信号の取り扱いの基礎が身に付きます．ビデオ回路の世界へようこそ！