チヤージ·ポンプを使つたLC41059に見る－高効率白色LED用ドライバのテクノロジ

摘要

携帯機器向けのライト光源として，もっともよく使われている白色LEDは，20mA程度の電流が使われ，このとき約3.6V（順方向電圧V{sub}F）が必要です．しかし，携帯電話の電源として使われているリチウム·イオン電池は，放電状態によっては3.6V以下になってしまいます．したがって，つねにV{sub}F以上の電圧を得るためには，昇圧回路が必要になります．また，携帯電話サイズのディスプレイでは，バックライトとして3～4個の白色LEDが必要です．すなわち，バックライト用の白色LEDドライバには，以下の機能が要求されます．·電池の出力電圧が低下してもつねに白色LED のV{sub}F年以上の電圧を発生する機能·複数の白色LEDを駆動できる機能