第42回国際化学オリンピック日本大会日本代表団からの報告

摘要

国際化学オリンピックは世界中の高校生が集まって化学の力を競い合う国際大会である。第42回大会となる今回は，初めて日本で開催された。本大会には68の参加国·地域から267名の高校生が集まり，過去最大規模の大会となった。日本開催とあって新聞やテレビで大きく取り上げられたのでご存知の方も多いと思うが，日本代表として，浦谷浩輝君（滋賀県立膳所高等学校2年），遠藤健一君（栄光学園高等学校う年），片岡憲吾君（筑波大学附属駒場高等学校3年），斉藤諷君（灘高等学校2年）の4人が出場し，遠藤君と斉藤君は金メダル，浦谷君と片岡君は銀メダルを獲得した。