三菱化学、3月期連結は営業7％増益～DVD増販や合理化など寄与

摘要

三菱化学の2004年3月期連結決算は石化の増設による増販や三菱樹脂が手掛ける高機能樹脂関連製品の増販などが寄与し、売上高は1兆9,253億円と2.0％増加した。 利益面では石化原料価格上昇による売買スプレッド悪化や医薬品販売減少などが響いたが、DVDの大幅増販や三菱ウェルファーマの米国血漿分画事業（赤字）売却、合理化などが寄与し、営業利益は982億円と6.7％の増益、経常利益は826億円と9.2％の増益、当期純利益は345億円と61.5％の増益を確保。 売上高、各利益とも過去最高を記録した。