出光石化、3月期連結は営業51％増益～増販／経費削減など寄与

摘要

出光石油化学の2004年3月期連結決算は徳山でのエチレン設備増強や定修スキツプ年、ポリプロピレン新設備稼働による増販、原料ナフサ価格高騰に伴うオレフィンやSM（スチレンモノマー）やPX（パラキシレン）などの市況上昇が寄与し、売上高は4,539億9,800万円と前期比8.0％増加した。 なお昨年4月のPS（ポリスチレン）事業のPSジャパン移管による売上高への影響は原料SM販売でほぼ相殺されて軽微にとどまった。