三井化学、非ナフサ原料比率拡大～千葉で重質NGL使用拡大検討－ガスオイルは下期からテスト使用/ナフサ価格高騰に対応一

摘要

三井化学は石化原料ナフサの中長期的な価格高止まり観測に対応し、非ナフサ原料使用を拡大する。 千葉と大阪のオレフィンセンターのうち設備対応が進んでいる千葉では重質NGL（天然ガソリン）の使用拡大に向けて検討に入った。 また2004年度から石油·石炭税が実質免税となるガスオイル（粗灯油·軽油留分）については2004年度下期から少量のテスト使用を開始、2005年度から本格的に使用する計画だ。