昭和電工パッケージング、関西地区の生産機能を彦根工場に統合

摘要

昭和電工パッケージング（SPA）は、奈良、堺工場のアルミキャップシールやアルミ製食品容器をはじめとする各種製品の関西地区生産機能を彦根工場に集約した。 これに伴い彦根工場内に延床面積2，717m~2（うちクリーンルームは1，967m~2）の第2工場を新設した。 今回の統合は、①クラス10万～1万の高いクリーン度を持つ彦根工場で、印刷からアルミ箔と樹脂のラミネート加工、容器成形や製袋加工までの全工程の一貫生産体制を確立する②搬入から出荷まで資材や製品がクリーンルームを出ることがなく高いクリーン度を実現する③グラビア印刷をはじめとする各生産工程のリードタイムを極小化しコストダウンを図る④食品、医薬、エレクトロニクス分野等品質要求が高い市場での拡販を図るとともに、アルミ成形技術を中心としたユニークな新製品開発を行うことで同業他社との差別化を図る一目的で実施したもので、これにより同社は伊勢原と彦根の2工場体制となる。