インドネシアのツパン石化、融資契約の締結は今期未にズレ込みか

摘要

プラント建設工事の早期再開が待たれるインドネシアのツバン石油化学プロジェクトは現在、担保となる低硫黄C重油（LSWR）を供出するインドネシア国営石油（プルタミナ）と事業主体である現地トランス·パシフィック·ベトロケミカル·インドクマ（TPPI）社の契約交渉が続けられている。 しかし交渉は遅延傾向で推移していることから、再開コ　 スト（4億ドル）の融資契約調印は今期末にズレ込むことも予想される。