固体照明光源下での食品及び生花の見え方の評価

摘要

近年，新たな光源として白色LED光源が急速に普及し，また白色有機EL光源の開発も進められている。これらの固体照明光源の分光分布は，一般に蛍光灯や白熱電球のものとは大きく異なる。そのため新しい固体照明光源によって照明された物体の色の見え方は，従来の照明環境における見え方とは，大なり小なり変化していることになる。特に身近な素材や食品などの見え方の変化は，人が感じる対象物の視覚的な印象に敏感に反映されることが考えられる。