分析·評価技術入門（第9回）パーティクルアナライザー原理と分析例について

摘要

公害計測では，環境中の汚染物質の測定に在来の計測法が広範に利用されてきたが，地球環境問題がクローズアップされている近年，地球環境における大気汚染問題として浮遊粒子状物質（SPM）が注目されている。 このようななかで，環境中の微粒子の組成，大きさ，形状をきちんと計測し，発生過程，輸送過程を解明することは重要である。