漆喰の安全性をさらに広める

摘要

謹んで新春のお慶びを申し上げます。 昨夏より運用が開始された日本漆喰協会の化学物質放散自主認定制度も軌道に乗り、認定マークの表示された製品が市場に流通するようになりましたが、このマークの意味が一般に理解され、ユーザーに安心感を与える眼拠になっているかといいますと、これはまだまだ道半ばといえましょう。 「F☆☆☆☆」認知率が高いのに比べて、日本漆喰協会加盟企業だけというマイノリティ一ファクターもありますが、広報活動の徹底により普及に努めたいと思っております。この制度が運用されて、痛感いたしましたのは一般の方に対しての化学物質放散基準の説明の難しさです。