既調合しいの性能評価への日本漆喰協会の取り組み

摘要

日本漆喰協会の主な活動の一つとして漆喰の安全性を担保するための化学物質放散自主認定制度がある。対象は厚生労働省が室内濃度のガイドラインを定めている化学物質13物質の内、防蟻剤や樹脂用の可塑剤など、混入の可能性がほぼあり得ないものを除くVOC（揮発性有機化合物）8物質についての安全性を保証する制度であり、合格した製品には認定番号が与えられる。当協会で定義する漆喰はこの安全性の基準を満たすことが求められる。