専門工事業者の地位向上を図ろう

摘要

全国マスチック事業協同組合連合会（山岸純一会長）は、10月29日、名古屋市の名鉄グンラドホテルにおいて第18回連常総会を開催した。 総会は勝間事務局長の司会のもと、中村副会長の開会の辞で始まった。 次に挨拶に立った山岸会長は、冒頭で昨今の社会、経済状況に触れた後、連合会の活動について「平成12年度は"ゼネコンからの脱出"というテーマで各単組·各地域においてセミナーを開催した。 組合員および組合員以外の方も多数参加していただき、セミナー終了後には長期性能保証への新規申込、組合への新規加入があるなど大変有意義であった。 今後も事業の一つの柱として継続していきたい。 また、新工法の開発では、アクリルシリコン樹脂塗料を使ったマスチックSiを開発し、リフォーム分野において強みになる商品を提供できたと思う。 大いに活用していただきたい。 そして、平成2年にスタートした長期性能保証事業は10年が経過し、平成12年度は金額、利用件数とも過去最高の水準となった。今後はとくにユーザーに積極的に働きかけていきたい」と述べ、最後に「建設業を担っているのは我々専門工事業者であるということをPRしていこう」と力強く挨拶した。