戸田建設のハイブリッド構造「TO-HCW構法」静岡県の鉄骨造ビル建設工事に採用

摘要

戸田建設（東京本社·東京都中央区京橋）は、静岡県内の事務所ビル建設工事に同社が開発した「TO-HCW構法」を採用し、10月の竣工を目指して施工している。 TO-HCW構法は、RC造コアウォールとS造アウトフレームから構成されるハイブリッド構造。 地震荷重はすべてRC造コアウォールに負担させ、S造アウトフレームには地震力を作用させず、常時荷重のみを負担する。 これによって地震力から解放されたS造アウトフレームで柔軟性に富んだ空間を容易に実現できるのが特徴。