In-Situ DRIFT 法による新規低温メタノール合成触媒反応機構の証明

摘要

In situ DRIFTSを用い、エタノールを溶媒として用いた新規低温メタノール合成の反応機構の研究を行った。 Cu/ZnOの上に合成ガスから生成したギ酸塩は低温で気相或いは物理吸着されたエタノールと容易に反応し、ギ酸エチルを生成することが分かった。ギ酸エチルは活性中間物であり、Cu表面にある水素との反応を起こりやすく、温和の条件でメタノールを生成することが確認された。 エタノールの促進効果によって、メタノール合成の反応温度が大幅に低下された。