新しいニアネツトシエイプ接術（1）オールビニングによる1ビースドライブプート生産モジユールの開発について

摘要

現在の自動車業界では、従来からコスト削減·リードタイム短縮·軽量化等が求められている。 更に最近は、お客様のニーズの多様化に対応できるよう開発期間の短縮も求められている。 かつては生産性を重視した大規模な生産体系であったが、現在はこれらのニーズよりフレキシビリティーがあり小口ツト生産が可能な生産方式に変化しつつある。こういった環境の中、従来外周部にあるリングギアと中央部のプレートの2つの部品を溶接にて接合していたドライブプレートを、スピニング工法を用いて一体化＋ネットシェイプ化することにより大幅にコストを削減する生産モジュールを開発し実用化した。 （図1参照）