人体振動評価のこの10年間の大きな変化は,わが国の公害防止で用いられてきているISO 2631/1 (1985) Evaluation of human exposure to whole-body vibration - Part 1: General requirementsの「疲労·能率減退境界」「ばく露限界」「快感減退境界」の評価方法が削除され,①健康影響評価,②快適性評価,③振動感覚閾値,④動揺病評価,の4つの計測·評価·影響評価方法が規定された改定ISO 2631-1: Mechanical vibration and shock-Evaluation of human exposure to whole-body vibration - Part 1: General requirementsが1997年に制定発行されたことであると思われる。 5年後の2002年にISO 2631-1のSystematic ReviewがISOの委員会で実施されたが,ほとんどの国がこのままの使用を支持したため規格継続が決まった。
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