私がカラーネガフィルムを使う理由カラーネガは安息のようなもの

摘要

最近、8×10カメラを出し古いバレルレンズで撮影することが多くなってきた。 前のめりになって撮影することに疲れたという感じだろうか。 自然な感じで被写体の魅力が見えればと思ってシヤッターを切っている。 このような撮影にほカラーネガフィルムが適している。 ポジフィルムだと微妙な雰囲気が欠落するような感じがあり、モノクロフイルムだとしっかりとした構成と被写体のコントラストが必要となる。 とくに8×10になるとカラーネガ·カラーリバーサル·モノクロネガそれぞれの特徴が誇張され目的に合った選択が重要になる。 モノクロ中心で作品をつくっている筆者にとっては、カラーネガは安息のようなもので、調子そのものの再現性にテーマを委ねている。