日本を牽引するリーディング産業として、元気な産業であり続ける

摘要

現在、わが国のみならず、世界の自動車産業にとって市場や商品、また安全·環境といった技術の面でも大きな転換期にあると言えます。そうした状況下で自工会会長という重責を担うにあたり、私の考えを、まずは述べさせていただきます。わが国の自動車産業は世界をリードする技術力·商品力を持っています。これは優秀な人材、そして高い技術力に支えられた高品質な製品を提供することにより競争力を高めてきました。これが日本の強みのひとつであり、それによって日本経済を牽引してきたという自負もあります。