ベルトコンベヤ用ローラの回転抵抗

摘要

一般に、ローラの回転抵抗はローラの回転摩擦係数とローラに作用する荷重の積で計算されるが、ベルトコンベヤの主抵抗の計算においては、ローラの回転摩擦係数とベルトの走行抵抗係数からなる複合摩擦係数fが採用される（JIS B 8805ゴムベルトコンベヤの計算式）。 この複合摩擦係数fの値を評価する上では、ベルトコンベヤの実運転に近い状況下でのローラの回転摩擦係数の値を知ることが必要となる。 当社では、この値を実験により計測したのでここに紹介する。