新時代のバリ取り·エッジ仕上げ技術：含水性研磨メディアを用いた研磨法「エアロラップ法」

摘要

ブラスト工法は、研磨メディアを高速で噴射被加工品の表面を研削、もしくは改質をしていく加工方法である。 エアロラップ法は、、このブラスト工法を応用したもので、用いる研磨メディアが従来のブラスト工法とは全く異なっている。 エアロラップ法では含水性のある研磨メディア·マルチコーンを110～120km/hで投射することで鏡面仕上げや微細バリ取りを行う。 この含水性研磨メディア（マルチコーン）のイメージを、図1に示す。 含水性研磨メディアを用いることで、従来のブラスト工法では不可能であった鏡面仕上げや切削工具のバリ取りなどが行えるようになった。