機械加工現場の改善ポイント－ものづくりと品質向上の決め手 第11回 トヨタ生産方式（TPS）で境場改善の進め方

摘要

2016年1月号で述べた「トヨタ自主研（自主研究会）の進め方」を見てみると次のようになる。［自主研の進め方の要点］①グループ分け（管理者、監督者、協力会社）した自主研が年間計画のもと推進される。②グループメンバー（十数人）の合意で、参加の都合の良い目時を決め、指定の会社で実施。=>（例）毎週月曜日の午後集合し、指定の会社を2ヵ月間で改善（または4～5日集中で）。③協力会社の合同自主研の場合、参加メンバーは6～8社程度でグループを結成。④参加メンバーは各社で事前に基礎教育（工程分析、動作·時間研究など）を3～6日受講している者を前提とする。