LED金型におけるみがきレスを可能とする、超精密マシニングセンタ「AZ 150」の活用事例

摘要

近年、LEDの普及が急速に広がり、車のヘッドライトなどにもLEDが使用されるようになった。 それに伴い、LED金型の納期短縮や、コストダウンが要求されるようになった。 現在LED金型の仕上げは手仕上げで行われており、熟練した技術と時間が必要なため、納期短縮·コストダウンは難しい。 さらに、手仕上げによる仕上げでは、形状の均一化が困難である。 そのため、マシニングセンタによるみがきレス加工の要望が非常に高まってきている。 そこで当社では、金型材として使用されている焼入れ鋼に対し、エンドミルによるみがきレスが可能な仕上げ加工の方法について検討した。 ワークには一般的に金型材として使用されているSTAVAXを、仕上げ加工の工具には、自社で製作した特殊工具を選択した。