曲げ加工と成形加工形状の複合展開

摘要

近年のプレス製品の傾向として、スプリングバックによる変形も少なく、軽量で剛健のある設計がされる点と順送金型による大量生産がある。 このためプレス製品形状の縁はフランジで囲われ、内部はエンボスや段差、バーリングを含む複雑な形状が多く、曲げ加工と成形加工が組み合わされている。 これらのプレス金型設計をするうえでブランク形状と曲げ順序を決めるには単純な曲げ展開ではなく、複合成形された形状の自動展開（複合展開）が求められ、今回これに対応した。