季節を楽しむ冬-春ツバキ

摘要

ツバキ属は中国を中心に約2 o o種が分布する、ツバキ科ツバキ属の常緑の低木または高木で、日本にはャブツバキとその変種で多雪地帯に分布するユキツバキ、サザン力、小輪で香りのよいヒメサザン力が自生します。ひと足早く春を告げるツバキは、花を愛でられるだけではなく、常緑の葉を持つことから、古代では不老長寿や邪気をはらう力があると信じられていました。安土桃山時代に茶道、華道などの発達と共に観賞に供されるようになり、江戸時代中期には栽培が大流行して、数多くの品種が作出されています。