静電場ゆらぎを有する表面上でのフィブリノゲンの吸着挙動

摘要

自己組織化単分子膜（SAM）は、基板表面の疎水性および親水性、生体親和性を制御できることからバイオマテリアル表面として注目を集まっている。 SAMをバイオマテリアル表面とし利用·活用していくためには、SAM表面とタンパク質の相互作用に関する研究が重要になる。 本研究では、SAM表面における滞れ性や静電気特性制御し，フィブリノゲン（Fbg）の吸着状態の変化を観察することにより、その相互作用を明らかにすることを試みる。