都市部の医療センターにおける薬局テクニシャンを中心とした処方確認プログラムの実施

摘要

入院患者の投薬過誤率は45%から76%にまで及び，大 部分の過誤が患者の薬歴を間違えてしまうことによって 生じている。これらのことは有害事象発生につながるた め，合同委員会は入院患者における処方確認 (medication reconciliation ； MR)を2005年以降の全米 患者安全目標（National Patient Safety Goal)であると 設定した。本論文において，MR過程における薬局テク 二シャンの役割を強調した入院患者MRプログラムを述 ベる。